住宅購入で必要な頭金の目安はどのくらい?

公開日:2024/02/15

マイホームを手に入れる時には頭金なしで住宅ローンを利用する人がいますが、多くの人は頭金を用意して支払っています。そこで知りたい情報としては、平均的にどのくらい支払っているのかということでしょう。そもそも頭金とはどういうものなのか、注意するべきことはどのような点かなどを解説していきます。

頭金とは?

マイホームを手に入れる時には、大きく分けて現金一括と住宅ローンを利用する場合の2パターンがあります。共働き世帯も増えて、住宅取得資金の贈与税非課税制度もあることから現金一括で家を買う人がいますが、多くの人はローンを利用していることがほとんどでしょう。その場合にチェックしておきたいポイントとして頭金があります。

頭金とは、マイホーム購入時にローンを利用して最初に支払う現金のことです。いくらほど用意し、少ないとどんなリスクがあるかなど、大きな買い物だけに気になるところでしょう。

必要なお金としては、頭金にプラスして住宅ローンの借入額に税金や手数料などの諸費用がかかりますが、そのなかで頭金とは住宅価格のなか自己資金で支払うお金で、商品代金の一部を先払いして、ローンの総額から差し引くために使われます。

たとえば3,000万円の住宅を検討する場合には自己資金を300万円用意して、2,700万円を住宅ローンで支払うとすると300万円が頭金となります。頭金として多く支払うことで、借入額を減らすことができるために、月々の返済額を減らすことが可能です。

さらに返済についてくる利息に関しては頭金を増やすほど減ります。借入期間が長くなるほど利息は高くなりますが、頭金を増やすことで借入期間を短縮して利息を減らすことも可能です。そのため無理のない返済額を考えながら、頭金についても検討しましょう。

頭金はゼロでもいいの?頭金ゼロで住宅購入する際の注意点

住宅の購入時には頭金を支払ってローンを組む人は多いものの、必ずしも頭金がなければ購入できないわけではありません。もちろん資金に余裕があれば、頭金を多くいれることでトータルの支払額が少なくなるのでお得ですが、購入時の負担を軽くしたいと考える場合は、住宅ローンで100%購入費用を利用するフルローンの検討もひとつです。

フルローンを取り扱う金融機関もあり、頭金がなくても住宅を買うことができるので、自己資金がなくても家を手に入れることは可能です。ただし、頭金を支払わずにローンを利用する時には注意しなければいけない点がいくつかあります。

トータルコスト

住宅購入時のローン利用には借入金に対して利息がかかるため、借入金が増えれば、その分利息負担も増えてしまいます。つまり頭金を支払うことなく住宅を購入した場合にはトータルコストが増えてしまうことになるのです。

たとえば、住宅の費用が3,000万円の場合に300万円を頭金として支払うと借入金は2,700万円となるため、頭金を支払わずに購入した場合と比べると300万円分の利息が減るために、その分の支払い負担が減ることになります。

諸費用分の自己資金

頭金を支払わずに住宅を購入する時には登記費用や各種手数料、保険料などの諸費用が発生しますが、諸費用は住宅ローンに含めることはできません。その分は現金で一括払いしなければいけないため、ある程度の自己資金を用意しなければいけないことは念頭においておきましょう。

ただし、諸費用に対するローンもありますが、住宅ローンとは別に契約しなければいけないので、ローンを二重で支払う必要となることから金利も増えてしまうので注意が必要です。

住宅購入に必要な頭金はいくらなのか

これまで頭金がないパターンを紹介してきましたが、通常はどれくらいが必要となるのでしょうか。目安としては購入物件によって異なりますが、おおよその金額としては物件価格の1~2割となっています。

仮に1割とすると、物件価格が3,000万円であれば、300万円の頭金で2,700万円のローン、5,000万円の物件価格であれば、500万円の頭金で4,500万円のローンで支払うのが通常です。

ただし、あくまでも目安となっているために、手元に自己資金の余裕がある人や、親からの援助がある人などはそれ以上に頭金を支払うこともできます。住宅ローンのなかには、購入費用の1割以上を頭金にすることによって1割未満よりも低金利が適用されるケースもあり、頭金を多く支払うことで借り入れ条件が良くなるというメリットもあります。

つまり総支払額を少なくしたいと考える場合は、頭金を多く入れることがおすすめですが、頭金を多くしすぎることによって、引っ越し代や家具の購入費用などの初期費用が不足したり、新居後の生活が苦しくなったりといったケースもあるので注意が必要です。

そのため、少しでも現金を手元に残しておきたいということで、目安よりも低い割合で頭金を設定してローンの審査に申し込むこともできます。いずれにしても、金額や返済期間なども考えながら、無理のない計画をたてて返済するようにしましょう。

まとめ

マイホーム購入時に利用する住宅ローンにおいて、頭金はどのくらい必要なのかについて紹介しました。ローンを利用する時は頭金を支払う人がほとんどです。

用意しなくても住宅を手に入れことは可能ですが、利息が高くなり総支払額が増えることになります。頭金として購入金額の1~2割が目安となっていますが、多すぎても少なすぎても良い点や悪い点があるので、十分検討してから決定してください。

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