川西市でおすすめの住宅会社3選

川西市のすみやすさについて

川西市のすみやすさについて

川西市は、兵庫県にあるベッドタウンのひとつ。三宮や梅田などの都市圏に通学・通勤している人も多く、学生やファミリー層の住民も多いです。

ここでは、川西市の住みやすさについて、アクセスや施設の充実度に注目して分析します。

都市圏へのアクセス

川西市には主要な道路や鉄道が通っており、大阪や神戸へのアクセスが良好です。仕事で市外へ移動する必要がある人も問題なく生活できるでしょう。

電車は阪急電車宝塚線、能勢電鉄妙見線・日生線、JR福知山線の3路線があります。主要駅の川西能勢口駅から梅田駅までは約20分です。神戸三宮駅までは約40分かかります。

車で移動する場合は、国道176号線や阪神高速池田線を使うことが多いです。通勤はもちろん、遠方に出かけるときも重宝します。

自然と街が共存する空間

川西能勢口駅前には阪急百貨店や大型スーパーがあり、ちょっとしたショッピングをするのにちょうどいいエリアです。病院や保育園、学校も少なくありません。人の出入りが多いですが、騒がしすぎず、ほどよくにぎわっています。

駅を離れると、住宅地や公園、キャンプ場など、自然と共存した風景が多いことも川西市の特徴です。能勢電鉄の沿線には妙見山などのアウトドアスポットが多く、緑に囲まれた生活を楽しむこともできます。

川西市で新築戸建ての補助金・制度について

川西市で新築の戸建て住宅を建てる場合、条件を満たせば一定期間の固定資産税を減額可能です。また、若年・子育て世代の移住者に向けた補助金もあります。自治体の支援を上手に活用することで、お得に家を建てましょう。

固定資産税の減額措置

新築住宅の固定資産税が減額される期間は、基本的に家を建ててから3年間です。新築された住宅用の家屋のうち居住部分の120平方メートル相当分までに適用されます。

また、3階建以上の中高層耐火住宅などの減額期間は5年です。長期優良住宅に認定された場合、固定資産税の減額期間を2年延長できる制度もあります。希望者は長期優良住宅に係る固定資産税の減額適用申告書と長期優良住宅認定通知書の写しを資産税課に申告しましょう。

移住支援事業

市外から川西市へ引っ越す場合や親世帯から分離する場合、移住支援金を活用する選択肢もあります。移住者へのサポートはさまざまですが、住宅に関する補助金は「空き家活用リフォーム助成」です。

新築住宅にこだわりがない人は、補助金を使った空き家のリノベーションを検討してもいいでしょう。補助対象の経費に応じて40～100万円の補助金を受給できます。夫婦の合計年齢が80歳以下か、18歳以下の子どもを養育する世帯が対象です。

川西市の土地の価格・相場は？

川西市の土地価格相場は、2020年の時点で坪単価 29万円（8.8万円/㎡）。10年前と比べると4.6%安くなっており、今後も徐々に地価が下落すると予想されています。

土地を売却する人にとっては痛手ですが、購入する側にとってはチャンスになるでしょう。周辺エリアの池田市や伊丹市は土地価格が上昇傾向にあり、長い目で見れば川西市はリーズナブルなエリアとも解釈できます。

人気エリアの土地価格相場

主要施設や電車などが集結している人気エリア、川西能勢口駅周辺は坪単価 60万円（18.2万円/㎡）。過去10年間で相場が3.4%上昇しており、川西市全体の数値と比べても高額です。

今後もゆるやかに相場価格が上昇されると予想されているので、新築住宅のために土地購入を考えている人は速やかな決断が大切になるでしょう。

川西池田駅周辺は坪単価 41万円（12.4万円/㎡）、畦野駅周辺は坪単価 31万円（9.4万円/㎡）と、川西能勢口駅周辺よりやや低く、今後も相場価格の下落が予想されます。

用途地域も確認しよう

エリアごとの価格相場も大切ですが、用途地域もあわせて確認しておきましょう。用途地域とは、土地ごとに建てられる建築物の種類や大きさを定めたルールです。

住宅地ばかりが並ぶ閑静な土地がいいのか、店や工場が多いにぎやかな土地がいいのか、用途地域に注目すると住みたい地域の特徴を把握できます。

川西市が人気な理由

川西市は兵庫県南東部にある市で、温暖な気候と住みやすい地理的環境、そして計画的に開発された良質な住宅地が豊富な点が特徴です。広くゆったりとした家も多く、長く住み続けられる土地を探している人に最適といえるでしょう。

川西市は電車やバスなど通勤通学の手段が豊富なため、子育て世帯を中心に高い人気を誇ります。電車は阪急とJRが利用でき、大阪、京都、そして神戸も通勤、通学圏内です。ちなみに、伊丹空港も車を利用すれば10分程度でアクセスできます。

また、青色パトロールカーが随時巡回をしている、小学生の登下校の時間になると地域のボランティアによる声がけが行われているなど、防犯意識の高さも子育て世帯にとって魅力的なポイントです。自治会の美化活動も盛んで、市内全体が綺麗に整えられている点も良好な治安につながっています。

そして、子育て支援センターなどが充実しているため、まだ小さな子どもがいる世帯のお母さんも安心して生活ができるでしょう。市内各所にはプレイルームもあり、子どもたちが遊んでいる様子を見守りながら、親同士の交流も深められます。プレイルームには子育ての相談員が常に待機しているため、子育てに関する相談をしたり、情報提供を受けたりできるのも嬉しいポイントです。

川西市の土地代と坪単価の相場

住宅を購入するにあたって、住居を希望するエリアの土地代、および坪単価の相場の情報収集は必ずしましょう。これは相場以上の値段が設定されている土地を見極め、適切な場所に家を立てられるようにするためです。

日本全国の土地代の平均は、1平方メートルあたり10万6,388円で、坪単価の平均は35万1,696円となっています。ちなみに、日本で一番土地代が高いのは東京都中央区です。1平方メートルあたりの値段は4,010万円で、１坪あたり１億3,000万円を優に超えます。

兵庫県の土地代の平均は1平方メートルあたり16万4,804円で、坪単価の平均は54万4,809円です。日本全国の平均と比較すると、兵庫県の土地代は1平方メートルあたり約6万円、坪あたりの値段は約19万円高いことがわかります。

兵庫県の土地の値段が高い理由は、大阪にアクセスしやすく空港やフェリーの発着場があるためです。しかし、現在は2008年に発生したリーマンショックや2020年以降国内外で猛威を振るったコロナの影響が残っており、県全体の土地代は下落傾向にあります。

そして、川西市の土地代の平均は1平方メートルあたり10万6,388円で、坪単価の平均は35万1,696円です。兵庫県平均と比較すると、川西市の土地代は0.6倍程度の価格となります。これから兵庫県で家を購入するのを検討している人にとって、川西市は比較的家を買いやすいエリアといえるでしょう。

坪単価以外に考えなければならない費用

川西市に家を建てる場合、坪単価以外にも考えなければならない費用が複数あります。たとえば、土地を購入するにあたって土地取得費用以外に土地を紹介してくれた不動産会社への仲介手数料や土地の売買に関する契約書の印紙代などが必要です。

建物そのものの工事に必要な、建物本体工事費用についても事前に考えておきましょう。建物本体工事費用は全体の建築費用の7割を占めており、仮設工事や基礎工事などの建物の基礎、構造に関わる工事、そして住宅設備の設置工事などが作業内容に含まれています。

建物以外の工事、たとえば水道管やガス管を敷地内に引き込む工事費用や、駐車場や門の設置をする際に必要な外装工事は付帯工事費に含まれており、全体の建築費用の2割が目安です。

また、工事以外の部分にかかる諸費用の確保も忘れないようにしましょう。諸費用は建物の工事以外の部分に使用するお金のことでローンや保険料、引っ越し代金などが含まれます。